ホームページ制作をしておりますエムリンクスの前田です。
ホームページの運営において、「完璧なサイトを作ってから公開しよう!」と考える方は多いかもしれません。
ただ、その考えだと、ビジネスのスピード感には適していません。
今日は、ホームページを6~7割の完成度で公開し、成長させ続けることの重要性と、そのメリットについて解説したいと思います。
ホームページは「完成」しないもの
まず最初に押さえておきたいのは、ホームページには「完成」という概念がないということです。
技術の進化やユーザーのニーズが絶えず変わるため、一度作ったサイトをそのまま放置しておくことはできません。
ホームページを作った時点では「完璧」だと思っても、時が経つにつれて、その「完璧」が古くなってしまいます・・・
新しい機能やユーザーの求める情報が出てくるたびに、サイトも進化させていく必要があります。
6~7割の完成度で公開するメリット
では、なぜホームページを「6~7割の完成度」で公開するべきなのでしょうか?
その理由は、スピード感にあります!
ホームページを運営する上で最も重要なことは、手を止めずに常に進み続けることです。
完璧を目指して制作を進めると、途中で手が止まってしまい、公開が遅れることがよくあります。
スピードが重要な理由:
- 時代に取り残されるリスクを減らす: ホームページが完成するのを待つ間に、トレンドやユーザーのニーズが変わってしまう可能性があります。
- 早期のフィードバックを得られる: 公開してしまえば、ユーザーからのフィードバックを基に改善することができます。
- ビジネスチャンスを逃さない: サイトが公開されていることで、アクセスが増え、ビジネス機会を逃すことなく集客ができます。
プレッシャーを利用してサイトを成長させる
未完成の状態でサイトを公開することで、自分にプレッシャーがかかります。
「もっと良いコンテンツを追加しなければならない」「改善しなければならない」という意識が生まれ、結果的に早くサイトを改善する動機となるのです。
例として、トップページに画像やテキストが不足している状態であっても、まずはとにかく公開してしまいましょう!
公開後は「ここを早く直さなければ」という気持ちが芽生え、改善作業を進める大きな原動力になります。
継続的な改善こそが成功の鍵
ホームページは、一度作って終わりではなく、継続的に修正し、改善し続けることが成功の鍵です。
特に、ビジネス環境が変化する中では、新しい情報やトレンドに合わせて常に更新が必要です。
具体的には、以下のような改善を行っていくべきです:
- コンテンツの更新: ユーザーが求める情報を定期的に追加する
- デザインの見直し: 視覚的な要素や使いやすさを最新のトレンドに合わせて改善
- 機能の追加: 新しい技術やサービスを導入して、利便性を向上させる
6割の完成度で公開する際の不安と対策
多くの人が「情報が不完全な状態で公開しても大丈夫なのか?」という不安を感じます。
しかし、小規模事業者の場合、完璧を目指すことがかえってリスクとなることが多いです。
情報が不完全でも、運営を通じて修正を行うことが可能であるため、まずは公開してしまうことがとても重要です。
例えば、写真やコンテンツが揃っていなくても、必要最低限の情報だけを載せて公開し、その後で不足部分を補っていくのが賢明な方法です。
こうすることで、ホームページ自体が早期にGoogleなどの検索エンジンにも認知され、ビジネスチャンスをつかむことができます。
継続的な投稿でSEO効果を高める
また、サイト運営では、定期的なコンテンツ更新がSEO(検索エンジン最適化)の効果を高める重要な要素となります。
飲食店であれば、定期的に新メニューや料理の写真をアップする、法律事務所なら法改正に関する最新情報を追加するなど、業種ごとに求められる情報は異なりますが、日々の更新が検索順位に良い影響を与えます。
行動しながら学び、成長させる
ホームページを6~7割の完成度で公開することは、ビジネスを成長させるために非常に効果的な手法です。
完璧を求めず、まずは行動を起こし、そこから改善していくことで、スピード感のある運営が可能になります。
そして、日々の運営で少しずつサイトを成長させることで、最終的には高品質なホームページが完成と思います。
今すぐ自分のサイトを見直してみて、6割でいいから公開する勇気を持ちましょう!