ホームページ制作をしておりますエムリンクスの前田です。
ホームページの「やさしさ」が逆効果になることもある?
今回は、ホームページやチラシ、メニューなどを作るときによくある「やさしさの落とし穴」についてお話しします。
「お客様のためにたくさんの選択肢を用意しました!」というお気持ち、すっごく分かります。
でも、それが実は逆効果になることもあるってご存じですか?
「たくさんの選択肢」は、かえって決められない原因に!
🌀「迷わせる設計」はお客様の負担になる
たとえば、あなたがランチで「イタリアンが食べたいな~」と思ってお店を探していたとします。
A店のメニューが「パスタ・ピザ・リゾット・肉料理・魚料理・前菜・デザート・・・」とずらっと並んでいたら、「うわ、どれにしよう・・・」って迷ってしまいますよね。
選べない状態って、けっこうストレスなんです。
その結果、「もういいや、別のお店にしよう」となることも・・・
これはホームページでも同じことが言えます。
選択肢が多すぎると、ユーザーは「選ぶことに疲れて」離脱してしまうんです。
【Web制作の現場から】実際によくあるケース
📱料金プランが6種類以上あるホームページ
「お客様に合ったプランを選んでもらいたい」という想いから、6種類以上の料金プランを作る方がいます。
でも、結局「違いが分からない」「どれを選べばいいのか分からない」と言われてしまうケースが多いんです。
当社で制作をお手伝いしたクライアントさんでも、プランを3つに絞っただけでお問い合わせ率が1.8倍になったという事例があります。
解決策:選択肢は「3つ」までがちょうどいい!
✅人は3つまでなら比較しやすい
心理学でも、「人が比較検討できるのは3つまで」と言われており、「松・竹・梅」のように3つのプランを作ることをおすすめしています。
例)
【梅】シンプルプラン:まずは始めたい方に
【竹】スタンダードプラン:一番人気!バランス重視
【松】プレミアムプラン:本気で勝ちたい方に
これだけでも、だいぶ選びやすくなりますよね!
弊社でも松竹梅の料金設定で、ホームページ制作のご案内もしております。
「選択させる」より「導く」がポイント
🧭答えを用意してあげると喜ばれる
選択肢が少ないと「不親切」と感じるかもしれませんが、実は逆。
「あなたにおすすめはコレです」と案内してあげると、お客様は安心して行動に移せるんです。
お店の例でいうと、
「今日のおすすめランチはこちら!」
「迷ったらコレが人気です!」
こんな一言があるだけで、決めやすくなりますよね。
ホームページでも「選びやすさ」は命!
💡分かりやすさ=売れるホームページのカギ
「ウチのサービスはこんなにあります!」という気持ち、めちゃくちゃ分かります。
でも、それを全部見せる必要はないんです。
大事なのは「相手が理解しやすい構成にすること」。
「これがいいな」「これなら自分に合ってるかも」そう思ってもらえる見せ方が、選ばれるコツです。
お客様は「選びたい」のではなく、「決めたい」!
最後に一番伝えたいことを。
お客様は「選びたい」と思って来ているのではなく、「迷わず決めたい」と思って来ている。
これ、めちゃくちゃ重要です。
だからこそ、私たちの仕事は、「魅力的に見せること」と同じくらい「選びやすく整理してあげること」が大事だと思っています。
あなたのホームページ、迷わせていませんか?
選択肢が多すぎて、お客様が迷っているかも・・・と感じた方は、ぜひ一度見直してみてくださいね。
「どうやって整理すればいいか分からない・・・」という場合は、お気軽にご相談ください😊
一緒に「選ばれるホームページ」を作りましょう!