ホームページ制作をしておりますエムリンクスの前田です。
ゴールデンスペースとは、商品棚において手が届きやすく最も商品が目に入りやすい位置のことですが、一般的には最上段の2段目とされています。
この位置に新商品などを置くことで、買いやすい売場に工夫することができます。
こうした工夫は実店舗だけでなく、サイト上にも応用されています。
サイト運営者が第一に考えることは、まず見てもらうことです。
見てもらえなければ何も始まりません・・・
しかし、ただ見てもらうだけでは無意味です。
いわゆるCTAが重要となります。
CTAとは、メールやコンテンツ、WEB広告などを見た人を次のステップに促す「行動喚起」のことを指しますが、「無料ダウンロード」「詳しくはこちらをクリック」などの定型文が例として挙げられます。
こうした文言をどこに配置するかで、クリック率は格段に向上していきます。
まず考えられるのは、記事下です。
記事や説明を読んで興味がわいてくれば、より詳しい内容を知りたくなります。
そのような時、記事の下にCTAがあればすぐにクリックされます。
もちろん、魅力的な記事であることが大前提です。
また、サイトのサイドバーも高いクリック率が望めます。
記事を読んでいると、横にある広告も目に入りがちです。しかも少しでも興味があれば、クリックしてしまいます。
そのため、サイドの位置も侮れないのです。
サイドバーの優劣がクリック率を左右すると言っても過言ではありません。
この二つが代表的な配置場所ですが、実はさらに効果的なゴールデンスペースがあります。
それは、冒頭の文章と最初の見出しの間です。
この場所は広告にもよく使われており、様々なサイトで一度は見たことがありますし、実際にクリックした人も多いはずです。
そのためクリック率が非常に高く、ここに強調したい商品・サービスのバナーや、誘導したいアドレスなどを掲示しておくと有効です。
今の時代、ただCTAを掲示しているだけでは意味がありません。ゴールデンスペースを上手に活用することが求められています。