ホームページ制作をしておりますエムリンクスの前田です。
先日、お客様からこのようなご相談がありました。
聞くところによると、既にパソコンのゴミ箱がいっぱいで、ある大切なフォルダーをゴミ箱に入れようとしたところ、ゴミ箱がいっぱいで、「すぐに削除しますか?」みたいなアラートが出たみたいです。
それを間違えて、「はい」と押したみたいで、消えてしまったとのことでした。
このようにパソコンを使っていると、つい間違えて大事なデータを削除してしまうこと、ありますよね。
「あっ!」と思った瞬間には、もう手遅れでゴミ箱を空にしてしまっていたり、Shiftキーを押しながら即削除してしまっていたり。
こんな時、焦ってしまうのは当然です。
しかし、実はまだ手があるんです。
この記事では、データを誤って完全に削除してしまった場合の対処法についてご紹介したいと思います。
まずは落ち着いて!データは本当に消えたのか?
まず、データを削除してしまったからといって、すぐに諦めないでください。
実は、パソコン上から「見えなくなった」だけで、物理的にはまだ存在している可能性が高いです。
削除されたデータは、すぐに他のデータで上書きされない限り、復元できることがあります。
ゴミ箱を確認してみる
一番初めに確認すべきはゴミ箱です。
意外とここにデータが残っていることが多いんです。
特に、日頃からShiftキーを使わずに削除する習慣がある方は、まずゴミ箱をチェックしてみてください。
削除したデータがゴミ箱にあれば、簡単に元の場所に戻すことができます。
ゴミ箱が空でも焦らないで!
もしゴミ箱を空にしてしまったり、Shiftキーを使って削除してしまった場合でも、まだ望みはあります。
次の段落では、データ復元ソフトを使った方法をご紹介します。
データ復元ソフトの活用
ゴミ箱にもデータがなく、完全に削除してしまったときは、データ復元ソフトの出番です。
市販されているソフトには、無料のものから有料のものまで様々ありますが、特に重要なデータの場合は信頼性の高い有料ソフトを利用することをおすすめします。
おすすめのデータ復元ソフト
いくつかのデータ復元ソフトが市場に出回っていますが、いくつかご紹介します。
Recuva(リカバ)
Recuvaは、無料で使用できるデータ復元ソフトの中でも非常に人気があります。
シンプルなインターフェースで、初心者でも扱いやすいのが特徴です。
深いスキャン機能を使うことで、かなり古いデータも復元できる可能性があります。
EaseUS Data Recovery Wizard(イーズユース データリカバリーウィザード)
EaseUSは、非常に強力なデータ復元ソフトです。
無料版でもかなりの量のデータを復元することができ、さらに有料版ではデータ量に制限なく復元可能です。
特に、ビジネス用途で失ったデータが多い場合は、このソフトが役立つでしょう。
プロの手に任せる選択肢も
データ復元ソフトを使ってもデータが復元できない場合や、ソフトの使用に不安がある場合は、プロのデータ復旧サービスに依頼するという選択肢もあります。
もちろん、結構な費用はかかりますが、特に大切なデータであれば安心して任せられるのがプロの技です。
データ復旧サービスの選び方
プロのデータ復旧サービスを利用する際には、いくつかのポイントに注意が必要です。
信頼性や実績、そして費用対効果をしっかりと見極めましょう。
特に、データが完全に戻らなかった場合の保証があるかどうかを確認することが重要です。
データが戻ってきたのみお支払いする成果報酬型の方がいいかもしれませんね。
まとめ
データを完全に削除してしまったとき、焦るのは当然ですが、まずは冷静になり、適切な手順を踏むことが大切です。
ゴミ箱を確認する、データ復元ソフトを試す、プロに依頼するなど、いくつかの方法でデータを取り戻せる可能性があります。
何より、普段からバックアップを取る習慣をつけることで、こうしたトラブルを未然に防ぐことができます。
結局は、これが一番重要ですよね!
ただ、万が一の時は、プロの手を借りることも一つの方法です。
データの大切さを再認識し、日々の業務に役立ててくださいね。
私もこれを書いておきながら、あらためてバックアップの大切を知りました。