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名刺デザインで絶対に避けるべき5つのNGポイント
名刺は、ただの連絡先ではなく、自分のスキルを証明する重要なツールです。
名刺のデザインが良ければ、自身のセンスが高く評価され、逆にデザインが悪いとそのまま仕事の評価に直結する可能性もあります。
今日は、名刺デザインにおいて絶対に避けたい5つのNGポイントを書いていきたいと思います。
余白が狭い名刺は命取り
デザインをする際、余白をしっかりと取ることは非常に重要です。
特に名刺などの印刷物では、デザインの周囲に十分な余白を設けないと、印刷時にデザインが切れてしまう恐れがあります。
印刷会社によって必要な余白の量は異なりますが、一般的に3mm以上の余白を確保しておくと安全です。
ポイント
印刷物の場合、文字や画像が端に近すぎると読みづらくなるだけでなく、デザイン自体が切れるリスクもあるので注意しましょう。
RGBでのデザインは印刷に不向き
WebデザインではRGBカラーモードを使いますが、印刷物ではCMYKカラーモードが一般的です。
RGBで作ったデザインをそのまま印刷すると、色がくすんだり、期待した色が出ないことがあります。
例えば、鮮やかなビビッドカラーでデザインしたものが、印刷されると全く異なる印象になってしまう可能性があります。
対策
印刷物をデザインする際は、最初からCMYKカラーモードで制作し、カラープロファイルも適切に設定しましょう。
小さすぎる文字は避ける
デザインの見た目をおしゃれにしたいあまり、文字を小さくしすぎるのはNGです。
特に名刺のような小さなフォーマットでは、5ポイント以下の文字は避けるようにしましょう。
印刷時に文字が滲んだり、読みづらくなることがあるためです。
ポイント
文字のサイズを確保することで、見やすさが向上し、情報が正確に伝わります。
おしゃれさよりも実用性を優先しましょう。
線が細すぎるデザインに注意
細い線を使ったデザインは、モダンで洗練された印象を与えることがありますが、0.2ポイント以下の線は印刷時に消えてしまったり、途切れてしまうことがあります。これは特に名刺のような小さな媒体では致命的です。
対策
線の太さを適切に設定し、印刷後も鮮明に見えるようにしましょう。
細い線を使う場合は、デザイン全体のバランスを見ながら注意深く調整してください。
QRコードのサイズをしっかり確保
最近では名刺にQRコードを入れる方も増えていますが、QRコードが小さすぎると、読み取れなくなる可能性があります。
20mm×20mm以上の大きさを確保し、周囲に余白を設けることが必要です。
背景や他の要素がQRコードに近すぎると、読み取り精度が低下することがあるので、余裕を持った配置を心がけましょう。
ポイント
QRコードを使用する際は、印刷してから読み取りの確認を必ず行いましょう。サイズや配置が適切かどうかが非常に重要です。
名刺デザインで成功するための秘訣
名刺はビジネスの第一印象を左右する重要なツールです。
デザインにおいて避けるべきポイントを理解し、余白、カラーモード、文字サイズ、線の太さ、QRコードの大きさに注意して作成しましょう。
名刺は自分自身のスキルやセンスを証明するものなので、しっかりと時間をかけて仕上げることが大切です。
名刺デザインをプロフェッショナルに仕上げることで、ビジネスチャンスを増やし、信頼を築くことができます。
是非、今回紹介したポイントを押さえて、あなたの名刺を一層魅力的なものにしましょう。